人生100年時代。そう言われてだいぶ経ちますが、お店で100歳の誕生日を祝う方々を本当によく見るようになりました。
100歳になってもレストランに行けるなんて、本当に凄いことだと思います。しかし、実際にその方々に話を聞いてみると、何ともあっけらかんとした感じ。
「いつの間にか100歳になっちゃったよ!」
と明るく元気に、笑いながら答えてくれるのでした。
僕にとって100歳生きることは人生の最終目標に近いものがあり、同時に病気が多く体も弱いので、半ば諦めていることでもあります。
もちろん無駄なあがきではないですが、できる限りのことはやるつもり。10年以上前から体には特に気を使い、筋トレやストレッチを始め、様々な取り組みをしています。
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先日瀬戸内寂聴さんのインタビュー記事を読みました。
もう98歳になる寂聴さんは、いまだにお酒も飲み、好きなものを食べているそうです。
波乱万丈な人生を送ったからこそ尼僧として魅力ある言葉を送り、多くの方に影響を与えています。その源泉は自由な発想と行動ではないかと思ってしまうほど、寂聴さんのストレートな言葉は心に突き刺さるのでしょうね。
そんな寂聴さん、毎度健診を受けている先生に「そろそろ死にたいよ」と話していたそうです。
それを受けて先生は、日頃の食生活を始め、どんなことをして過ごしているのか聞きました。すると、食事は欠かさず食べるし、お酒も楽しい時にはかなり飲むとのこと。
日頃も多くの本を読み、最近は本を書くのではなく絵を描くことに挑戦しているらしく、そんな活発な生活を過ごしている様子を聞いた先生。
「間違いなく100歳まで生きるでしょうね(笑)」と笑いながら答えたそうです!
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また、別の方の話なのですが、現役時代バリバリに働いていた方と久しぶりにお会いしたそうです。その方は70歳も後半に差し掛かっていたのですが、ますます魅力的になっていました。
何というか、見た目が非常に柔らかくなっており、人格の良さが全身から滲み出ていたそうです。無駄な力が入っていないのに、ハキハキと力強く会話するその様は、オーラすら感じたとのこと。
お話しを伺っても非常にアクティブに活動しており、まさに熟年の極みとはこのことを言うのでしょう。
そして聞いたそうです。
「いったいなぜ年齢相応に見えない若々しさを保っているのですか?」
すると、その方は答えました。
「70歳を過ぎて、死に対する意識が強くなりました。だからこそ、毎日死ぬ気で本気を出して生きようって思ったんです(笑)」
70歳の方から、死ぬ気で生きるなんて聞いたら、皆さまはどう感じますか?
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40代の僕は長生きしようと考えていますが、まだ死についての恐怖感はありません。なぜなら無意識にまだ死なないと感じているから。
実際にはどのタイミングで人生が終わるのかはわかりません。
でも、今は夢の実現に向けて一生懸命突き進んでいるのもあり、死に関して実感が湧かないんですね。
もしここで、死ぬ気で生きることができたら。だいぶ先の先まで突き抜けられる、そんな気がしました。
まだまだ未熟者ではありますが、だからこそ心の中だけでも、死ぬ気で熱く生きようと思います!
■【今日の質問】
「死ぬ気になったことはありますか?」
■【今日の名言】
「本気になれば世界が変わる」(佐々木 順一朗|高校野球指導者)
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【今日の「ヒント」】
70歳を超えた人が死ぬ気で生きている。
なのに、40代を始め、人生でまだまだひよっこの世代がラクをしようとしていないだろうか。
死ぬ気になれば、恐れることは何もなくなる。なぜならやるしか道はないのだから。
人生全てに対して死ぬ気になる必要はない。せめていざという時くらいは、命をかけるくらいがむしゃらになってもいいのではないか。
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