今日は尊敬するO社長の人生を振り返ってみたいと思います。企業名は明かさないのでもやもやするかもしれませんが、そこは許してください。。
O社長は30歳の時に起業しました。話はそこから8年ほど前にさかのぼります。
高校生の時、初めて居酒屋でバイトをしたO社長は、飲食店という場を通してお客さまと楽しく交流ができることを知りました。
「いらっしゃいませ! 今日も生ビールからでいいですか?」「おう、兄ちゃん。ちゃんと覚えててえらいな!ビールよろしく。」
何気ない会話から生まれるお客さまとの関係。これこそまさに天職だと感じたそうです。
そこで、高校を卒業した後調理の専門学校に入学。調理関係のことを一通り学んだ後、ホテルのレストラン部門に入社し、調理から接客まで幅広く飲食店のノウハウを学びました。
と、ここで転機が訪れます。
仕事帰りによく通っていた個人の居酒屋亭主に、一緒に会社を大きくしていかないかと誘われたのです!
高校時代の楽しい思い出が蘇り、二つ返事でOK。新しい人生が始まりました。
数年かけて10店舗ほどまで拡大しましたが、そこでオーナーとの考え方に溝が生まれます。
オーナーは利益第一主義。お客様の満足度は必要最低限にして、とにかく利益の増加を目指していたのです。
O社長は、もともとお客様に純粋に喜んでもらいたいという気持ちで、この業界に飛び込みました。
そこで、お世話になったオーナーに別れを告げ、独立することにしたのです。
持ち家を担保に1000万円借り、晴れて1号店をオープン!それが、30歳の時でした。
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オープン景気こそあったものの、最初は苦労の連続。飲食店のあるある通り、1年経たずに資金繰りがショートしかけた頃、起死回生の勝負に出ました。
それが大当たり!
みるみる繁盛していき、約8年かけて10店舗まで拡大していきました。
この8年、非常に長いと感じる方が多いと思います。しかし、これは売上・利益至上主義ではない、お客様本位の経営をしていた証拠。
さらに言えば、従業員を大切に思っていた裏付けなのでした。
出店を急ぐと、最初の売上こそ伸びますが、必ず無理が生じてお客さまが離れていきます。
それを何より嫌っていたO社長は、あえて時間をかけて人を育て、お客さまとの距離を短く濃いものにしてきました。
結果、今では数百店舗を展開する超有名な企業となりました。上場も果たし、社会的地位も向上し続けています。
これも一重に、自信が高校生の頃に抱いた想いを言語化し、自身の信念として確立させ、それを終始守り続けてきたから。
一度自分が決めた信念を最後まで貫き通せば、必ず成功を手に入れられる。
これが、O社長から学んだ、大きな大きな教えでした。
あなたの人生の参考となれば幸いです。
■【今日の質問】
「信念をはっきりと言葉で伝えられますか?」
■【今日の名言】
「最初の決断の段階で、心底正しいと自分で納得していることが大切です。そうであれば、ブレることなく最後まで思いを貫くことができます。」(大西 賢|経営者)
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【今日の「ヒント」】
長い人生、信念を持って生きると良い。
その信念が社会的・人間的に正しいことが大前提だが、強い信念を持つことで必ず成功への道を進めるからだ。
さらに信念を抱いたら、その想いを持ち続け、実行し続けること。
その行動こそ、最終的にゴールへと導いてくれるのだ。
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