こつこつ成長論

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生き方

思い込みを解放してあげる

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昨日は、決め付けが激しい人の特徴と、そういう人がいる組織の行く末についてお話ししました。
▼メルマガ「物事を決めつけていませんか?」http://bit.ly/2IfHMau

今日はそういった人に対しての対処方法と、万が一自分が思い込みをしていると気づいた時に、どうすればいいのかをお話ししていきます。

まず決めつけが激しい人に対してですが、正直これといった特効薬はありません。。
他人は変えられない。
これは、紛れもない事実であり、皆さまも実体験でお分かりのことだと思います。
しかし、だからこそ苦労されている方も多いと思いますし、そんな回答じゃ納得できないですよね?(笑)
そこで、僕なりの見解をお伝えします。

昔関わった元上司に対して、実際に過去やってみた方法なのですが、逆誘導していくという、少し手間がかかる方法になります。
まず前提としては、自分自身が相手からそれなりに認められている必要があります。
だって、仕事ができないと思われている人から、意見なんか言われたって何も響きませんよね?
むしろ「そんなことよりあなたがちゃんと仕事をしなさい!」と、一蹴されて終わりです。。

でも、ある程度仕事を任されるようになったら、こちらの意見も聞いてくれるようになります。
そこから逆誘導が始まります。
==
僕:「(元上司の)Tさん、この間の仕事やってみたんですけど、いくつか気づいたことがあるんですが。」
Tさん:「なんだ?」
僕:「言われた通りやってみたんですが、この部分での作業に時間がかかっちゃうので、新しいやり方でやってみたんです。そしたら、全体の作業が5分短縮できました!このやり方で続けてもいいですか?」
Tさん:「でもそのやり方は以前も試してダメだったんだぞ。」
僕:「そう伺ってたんですが、今回は内容が少し異なっているので、案外スムーズにできたんですよ。結果も出てますし、みんなもやりやすいって言ってるんですけどね。」
Tさん:「そーか。じゃあ、しばらくそれでやってみよう。また何かあったら言ってくれ。」
僕:「はい!ありがとうございます!!」
==
相変わらず、わかりにくい例ですみません。。
ここで言いたいことは、相手が懸念している「決めつけ材料」に対して、「決めつけなくても大丈夫ですよー」という理由を、数字と一緒に示してあげることなんです。
一番やりやすいのが、一度相手の言ったことをやってみる。
それに対して、もっと良いやり方を試してから、どのくらい良くなったかを数字(時間や売上など)で示してあげることで、頭の硬い相手でも納得してくれます。

ちょっと難しい方法ですが、僕はこれで今まで乗り越えて来ました!
この方法、さらに相手からの信頼を得ることができますので、信頼関係を上げたい方や、特に出世をしたい方は試してみてくださいね!

もう一つは、自分の思い込みが激しいと気づいた場合です。
この場合の解決方法はズバリ、気持ちを切り替えるようにしましょう!
・急にリストラされてしまったら→最悪ではなく、新しい人生が歩める!
・ルール通りにやらなきゃ→守るより、より良い方法を探そう!
・立派な人になるべきだ→失敗したっていいじゃない!
どんな状況であれ、自分の思い込みを外してあげましょう。
決めつけたり思い込みをしてしまうと、そこから先、前に進むことができなくなってしまいます。
ぜひ新しいチャレンジの気持ちで、気持ちを切り替えてくださいね!

■【今日の質問】
「思い込みにとらわれていませんか?」

■【今日の名言】
「思い込みは失敗の母」(アンジェロ・ドンジア|米国のデザイナー)

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
【今日の「ヒント」】
「ねばならない」「するべきだ」を禁句にしよう。
相手からその語尾を聞いたり、万が一自分が話していたら要注意!
思い込み対応モードになって、気持ちを切り替える準備をしてくださいね!

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