40代も後半になると、さすがに自分のことが理解できるようになってきました。って、めっちゃ遅いですかね(汗)
10代から20代の頃は、時間のことなんか考えたことがありませんでした。やりたいことを見つけては、あっちにフラフラ、こっちにフラフラと手を出してみては途中で挫折し終了。飽きっぽい性格も手伝って、中途半端な人生を送っていたように思います。
言い方を変えれば、本当にいろんなことをやってきただけ(笑)
そして今、そんな経験のおかげでやりたいことを我慢することができるようになってきました。
◆
厳密に言うと、我慢というより捨てると言った方がしっくりきます。
例えばあるミュージシャンを見て、「あんなにギターがうまく弾けたらかっこいいだろうな。歌もうまくていいな。」そう思ったなら、すぐにギターを購入し、勉強し始めるのが昔。
行動力だけは人一倍持ち合わせているので、まずやってしまうんですね。。
で、4本の指を使うコードで挫折。
そこで、小学校の頃に習っていたエレクトーンの経験を生かして、キーボードにしようと改め、電子ピアノを購入し、また練習するも、結局挫折。
俺には歌がある!と、多少自信があるからとボイストレーニングにチャレンジするも、これまた挫折。。
こんな風にやりたいことがどんどん変わっていっては、それぞれで中途半端に本気を出していた習慣自体を、文字通り「捨てて」しまうのです。
だから、今になってようやく音楽関係の趣味は封印できるようになりました。
もちろんカラオケに行ったり、そのために歌を覚える程度のことはやります。しかし、限られた時間の中、楽器の練習をするなど今やるべきことに反する時間を、できる限り排除することができるようになったのです!
◆
世界の投資家であるバフェットは言います。
「やりたいことを25個挙げよ。その中で本当に必要なもの5つに絞り、それ以外は全て捨てよ。」
これこそ、バフェット流投資術の真髄です。
有名なスティーブ・ジョブズも、毎朝
「今日が最後の日だとしたら、今やっていることは本当にやりたいことか」
と自問して1日をスタートさせていたのは、あまりにも有名な話です。
年齢を重ねるにつけ、時間の価値観が高まってきました。だからこそ、結局無駄になることに対して、素直に諦めることができるようになったのだと思います。
やりたいことがあっても、手を出さずに自分の信念に沿ったことだけをやる。
より豊かな気持ちで生き抜くために、やることを絞ってスリムな人生を歩みたいと思います。
■【今日の質問】
「やりたいこと、欲張っていませんか?」
■【今日の名言】
「永遠に生きるつもりで夢を抱け。今日死ぬつもりで生きろ。」(ジェームズ・ディーン|俳優)
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
【今日の「ヒント」】
時間は限られたもの。ということは、やりたいこと全てができるとは限らないことを意味する。
本当にやりたいことは何か。
じっくり考え、決めたことをやり続けることが大切だ。
心を動かせば成長が加速するって知ってる?
やる気は心の状態に左右されます。 感動する時、人は無になれるんです! ゼロになれば、プラスのことが吸収されやすいですよね。 そんな効果のあるメルマガを毎日お届けしています! ⇒詳細はこちら