飲食店において、地域の方に愛されなければ、あっという間に存在自体無くなってしまいます。
これは飲食店に限らず、お商売をするのであれば、非常に大切な考え方だと思います。
地元の方々に愛され、必要とされる存在になる。
こんな関係ができれば、成功したと言えるのではないでしょうか。
では、いったいどうしていけば地元の方々から必要とされるのか。少し考えてみようと思います。
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北千住に『一歩一歩』とい居酒屋を経営する会社があります。https://ippoippo.co.jp
北千住に9店舗を構えているのですが、それぞれコンセプトを変えて運営しているのが特徴です。
基本的には、お客様に喜んでもらえる料理を提供し、そのために最大限できることを行なっているだけだとか。
しかしその根底には、苦労を苦労と思わない職人としてのこだわりと、お客様に喜んでもらいたいという強い信念が見え隠れしています。
北千住という街を探究し続け、住人がゆったりできるスペースが欲しいと思えばカフェを作り、肉屋ばかりで魚屋が無ければ、安く魚が買えるイートイン付きの魚屋風居酒屋を作ったり。
とにかく楽しい気持ちで、北千住に住んでいる人たちのためになるような店舗を、多数展開しているのです。
将来の夢は、北千住の街を上から見た時、スーパーマーケットのようにいろいろな食材を扱った店舗を、街に散りばめたいのだとか。
これを聞いただけでも、わくわくしてきますよね!
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店舗も年数が経てば、当然お客様も歳を重ねてきます。
そんなお客様の変化に合わせるように、いろいろな業態を作ってきた一歩一歩という会社は、この後もお客様の変化に合わせて、そのサービスと食へのこだわりを発展させ、成長を続けていくと思います。
ご紹介した「一歩一歩」さんのように、地元のお客様に合わせていける飲食店こそ、本当の地域密着と言えるのではないでしょうか。
■【今日の質問】
「お客様にどこまで合わせられますか?」
■【今日の名言】
「電柱が高いのも郵便ポストが赤いのも、社長の責任である。」(一倉 定|経営コンサルタント)
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【今日の「ヒント」】
飲食店を運営していると、地域密着という言葉をよく耳にします。
実際、自治会や商工会などに顔を出し、繋がりを持つことは重要だと痛感しています。
「その土地でお商売をやらせていただいているんだ。」
そんな謙虚な気持ちを持ちつつ、最大限できることで地元の方々に喜んでもらう。
こんな働き方こそ、商売人として最低限の礼儀なのではないでしょうか。
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