こつこつ成長論

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仕事の中に楽しさを感じてもらう

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40代半ばにもなると、本当に色々な人と一緒に仕事をする機会を持っています。
それはもう尊敬しかないような、とにかくできる人との機会もあれば、この人は大丈夫か?と、他人事ながらに心配してしまう方も。
実際に仕事をしてみて、どうしてこうも違いが出てくるのか。興味が湧いてくるのは僕だけでしょうか。

ところで、会社の中で最も大切なモノってなんだと思いますか?
答えは個々にそれぞれあるでしょうが、個人的には「人」だと考えています。

人材が大切だと考える企業は非常に多く、人財と書いている会社も多く見受けられます。

実際、人がいなければ仕事にならないことがほとんど。
いかに辞めさせずに、定着してもらうか。
最近話題になっている少子化も手伝い、国が先頭に立って、働き方改革を断行しています。
この流れを受けて、色々な会社が従業員に対してのコンプライアンスを強化し始めました。
パワハラやセクハラなどに代表するハラスメント系は、今や普通に話題になるほど有名ですね。

こうして、昔の労働組合ができた頃よりも、明確に労働者は守られる立場になりました。

しかし、実際働いている環境はあまり大きな変化がないように感じます。特に人によってその違いは明白な差となって現れています。
それが、前述した超できる人と、残念な人との違いではないか。そんな風に感じているのです。

例えばできる人は、仕事におけるオンとオフをうまく使い分けています。
いつ忙しくなっても対応できるように、常に気を張っているかたわら、そんな素振りなど全く見せずに、仲間たちと一緒に過ごしています。
時に談笑し、冗談を言い合いながら、本気の要素など微塵も感じさせないような、ゆるーい雰囲気なのですが、いざ忙しくなると、別人のようにキビキビと動き、指示を出し、うまく仕事を行うだけでなく、きちんと結果まで残していきます。

当然一緒に働いている仲間への対応も抜群!
適切なタイミングで、わかりやすい言葉を選びつつ、みんなの気持ちを上げていきます。
なので、どれだけ忙しくなっても、1日が終わった時はみんな笑顔になっているんですね。

一方、残念な人は一緒に仕事をしていると、なぜか疲れてしまいます。
感覚がずれているからなのか、やっていること、話していることが全て足を引っ張るようなことばかり。
みんなと違う動きをするは、やった物の多くは中途半端だったり、やると言っていたにも関わらず、結局はやらずじまいだったり。
その人のおかげでかき乱されるので、仕事が終わった時には、とにかく疲れだけが残るのです。

確かに仕事上では残念ですが、元はいい人が多く、飲みに行ったり普通に話す分には特に悪影響はありません。
しばらく仕事をし、その人の働き方に慣れてくると、不思議とあまり気にならなくなってきます。

きっと上の二人とは、仕事から離れた場所であったなら、どちらも仲良くなれるかもしれません。
しかし、いざ仕事をすると、かたや超できる人であり、かたや残念な人になってしまう現実。
この差はどこにあるのか。
僕個人的な考えでは、楽しさを仕事の中に見出しているか、雑談やラクをすることに見出しているか、その違いではないかと思っています。

できる人はみんなに適切な指示を出し、きっちりと仕事が終わっています。
時に冗談を言いながらも、肝心なことはちゃんと指導しているのです。
つまり、仕事に対して真面目に取り組んでいるんですね。

残念な人は、自分が仕事に対しての能力が低いのを感覚でわかっているので、仕事に対してあまり人に言えない現実があります。
そこで、他のことに話題を持っていき、口だけのお調子者よろしく、相手のご機嫌とりのような言動で、日頃から仕事に取り組むようになっていくのではないかと推測します。

何はともあれ、仕事に対しては常に真面目に取り組んでいきたいもの。
真剣にやるからこそ生まれる楽しさを、多くの人に感じてもらいつつ、自分自身も仕事を楽しみたいですね!

■【今日の質問】
「仕事、楽しんでいますか?」

■【今日の名言】
「叱ると褒めるというのは同義語だ。情熱や愛情が無いと叱っても、ただ怒られているというとらえ方をする。」(野村 克也|元野球監督)

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
【今日の「ヒント」】
仕事に対しては、とにかく真剣に取り組んでいきたいもの。
そこで働く自分はもちろん、仲間が楽しくできるように考えながら、可能な限りがむしゃらに頑張るべきだと思います。
そうして苦労を味わい、心底疲れを感じるからこそ、みんなも仕事に対してやりがいを感じつつ、楽しい気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。

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