今、感動を与えるお店を作るべく、日々奮闘しています。
感動を生むために、まずは働くみんなの心が変わらないとダメ。
とはいえ、何も性格を変えようというわけではなく、
ただ働き方、お客様への対応を変えるだけ。
まあ、それがものすごーく大変なんですけどね(笑)
何をやっていくべきか。
日々試行錯誤で取り組んでいるのですが、
その一つとしてそもそも感動を作るきっかけとは何か考えました。
そして思いついたのが「おもてなし」。
日本人にとって、日本人らしい最高の振る舞いであるおもてなしの心。
他人との協調を重んじてきた日本人にとって、
お客様に喜んでもらう行動をすることは、それほど抵抗はありません。
働くみんなも、お客様が喜ぶとわかれば、
比較的スムーズに受け入れてくれるのです。
◆
第一段階として声を出すということを行なってきました。
新型コロナウイルスによる様々な制限により、かなり辛い状況を強いられています。
来客も大きく減り、アルバイトたちにとっても働くことができない。
店内も静かな上、さまざまな節約により、働きにくい状況に。
そうです。
普通にやっているだけでは、暗くなっていく条件しかないのです。
そこで少しでも明るさを取り戻そうと、働いている人間から大きな声を出すようにしました。
何かあったらとにかく声を出す。
この効果は大きく、店内に活気が蘇りました。
この勢いで次に行いたいのが、来客されたお客様への歓迎感。
入り口を通ると音が鳴るのですが、そこですぐさま
「いらっしゃいませー!」
と、みんなで大きな声を出し、近くの者がすぐにお出迎えに伺う。
せっかく行ったお店で、店員がなかなか来なかったら、
何となく寂しさを感じちゃいますよね?
逆に満面の笑顔で「ようこそ来てくれましたー!」という気持ちが前面に現れていたら。
何となく嬉しくなっちゃいませんか?
◆
おもてなしとは、入店時から始まっているのです。
ここで良い印象を持ってもらうと、お店に対して期待が持てるようになります。
すると、同じ飲み物や食事でも、なぜか美味しく感じてしまう。
そしてここからはダメ押しのおもてなしサービス。
すぐに料理を提供するスピード。
さらに美味しそうに見える料理の盛り付け。
フレンドリーで気遣いのある店員さん。
こんな、当たり前のことを確実にやっていくことこそ、
飲食店でのおもてなしが実現できるのです。
感動はそんなおもてなしが、相手の心に刺さった時生まれます。
どんなことで心が動くのかは人それぞれ。
しかし、それには当たり前のことよりほんのちょっとプラスな行動をする必要があります。
その微妙な差によって、人の心は動かされ、感動が作られるのです。
だからこそ、当たり前のことはできて当然。
当たり前のことを普通に行える状態になって初めて、
ようやくプラスアルファの出来事が生まれるんですからね!
◆
すぐできるおもてなしとは、結局はごく基本的なことを完璧にこなしてできるもの。
改めて基本に立ち返り、徹底的にできるようにしていきましょう!
■【今日の質問】
「やってもらって嬉しいことは何ですか?」
■【今日の名言】
「当たり前のおもてなしを超える、
もうひとつ上のおもてなしを目指してほしい」
(鎌田 實|諏訪中央病院名誉院長)
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【今日の「ヒント」】
おもてなしとは、人が満足する行為のこと。
それは、普通にごく当たり前のことを行えばできる。
そして当たり前のことをほんの少しでも超えた行為が、
相手の心に刺さった時、感動が生まれるのだ。
感動を作るためには、当たり前の行いであるおもてなしが、
当然のようにできるようになっている必要がある。
今一度基本に立ち返り、確実にできるよう極めると良い。
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