頭の中ではわかっていても、なかなか一歩を踏み出せない。
そういう事ってないですか?
僕はセミナーとかに行っても、なかなかこちらから名刺交換をすることができません。誰かから言われて、ようやくいろいろな人に声をかけることができるようになるんです。
接客とか人前で話すのは得意なんですけど、意外と人見知りな自分に気付いたりして、とても不思議です。
先日も親戚の葬儀に参加した時、最初はほとんどの方とお話しすることができませんでした。
しかし、帰る頃になってみんなと盛り上がってしまい、離席しづらくなったことを思い出します。
これらの現象は、なぜ起こると思いますか?
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答えは、苦手だから。
そう言ってしまえば簡単です。
では、なぜ苦手だとわかっているのでしょうか?
おそらく、今まで生きてきた中で、楽しかった思い出と同様に、苦手意識を持ってしまうような失敗の経験もたくさんしたことだと思います。
何をやってもうまくいかない、逆にダメだとはわかっていても、そうした方が居心地がいい。
そんな状況なので、本来あるべき姿とは異なった、ダメな状態で落ち着いてしまうのでしょう。
でも、人間って嘘がつけるんです。
人と話すのが苦手だと思い込んでいるとしたら、それを克服するべく、努力することだってできるんです。
まずは自分に、嘘の情報を植え付けてしまいましょう。
「私は人が好き。」「会話が楽しい。」「いろんな人の話が聞きたい。」
先に挙げた例でいえば、そんな風に言い続けることで、自然と感覚が麻痺してきます。
また、実際に苦手なことをやってしまうといいです。
「毎日最低1人と会話する!」
などと目標を立てて、強制的にこなしていくことで、さらに感覚が麻痺して、「本当に私は人見知りなのか?」と錯覚してくるでしょう。
◆
結局できないのは、自分の中で勝手に苦手意識を作っているからなんです。
食べ物のアレルギーがあるから食べられないなら仕方ありません。
でも、ただ嫌いだからという理由で食べないのは、何となく間違っていると思いませんか?
ある人の一部だけを見て、勝手に嫌っているのと一緒。
嫌い、苦手、不幸。。
そういった類の感情の言葉は、結局は自分が作っているんです。
そんな意識なんか持たないで、
好き、楽しい、ついてる!
と、わくわくしてしまいそうな感情を持ちませんか?
かの有名な斎藤ひとりさんは、「ついてる!」という言葉をたくさん使いなさい。とおっしゃっています。
楽しい人生を過ごしたいのは、きっとみんな一緒なはず。
であるならば、苦手意識なんか持たずに、良いと思うことを積極的にやってみませんか?
■【今日の質問】
「苦手なものは何ですか?」
■【今日の名言】
「得意とか、苦手とか、実は関係ないんですよ。むしろ苦手なものの方が味が出るし、必死で努力するからいい結果が出たりする。」(丸山 和也|弁護士)
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【今日の「ヒント」】
苦手意識があるから、できなくなるんです。
そもそも苦手意識は、自分が作った自己都合の感情です。
その事実に気付いて、可能な限り払拭してしまいましょう。
そして、楽しい感情で心を満たし、何でも積極的にチャレンジできるようになってみませんか?
心を動かせば成長が加速するって知ってる?
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