（イメージ：pixabay)
昨日ご紹介した柳井さんの『一勝九敗』には、ユニクロのノウハウが凝縮。
経営者として過ごす未来の自分のために、
どうしてもまとめておきたかったので、あと2日だけお付き合いください。
▼『一勝九敗』（柳井正著）
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今日は、柳井さんが作られた2つの十戒をまとめます。
どれも心に響くものばかり。
今後仕事をする上で非常に参考になりますので、
一度皆さまもじっくり眺めてみることをおすすめします。
では早速まとめますね。
＝起業家十戒＝
1・ハードワーク、一日二十四時間仕事に集中する
2・唯一絶対の評価者は、市場と顧客である
3・長期ビジョン、計画、夢、理想を失わない
4・現実を知る。その上で理想と目標を失わない
5・自分の未来は、自分で切り開く。他人ではなく、自分で自分の運命をコントロールする
6・時代や社会の変化に積極的に対応する
7・日常業務を最重視する
8・自分の商売に、誰よりも高い目標と基準を持つ
9・社員とのパートナーシップとチームワーク精神を持つ
10・潰れない会社にする。一勝九敗でよいが、再起不能の失敗をしない。キャッシュが尽きれば全てが終わり
そのまま、もう一つの十戒へ続けます。
＝経営者十戒＝
1・経営者は、何がなんでも結果を出せ
2・経営者は明確な方針を示し、守備一貫せよ
3・経営者は高い理想を持ち、現実を直視せよ
4・経営者は常識に囚われず、柔軟に対処せよ
5・経営者は誰よりも熱心に、自分の仕事をせよ
6・経営者は鬼にも仏にもなり、部下を徹底的に鍛え勇気づけよ
7・経営者はハエタタキにならず、本質的な問題解決をせよ
8・経営者はリスクを読みきり、果敢に挑戦をせよ
9・経営者はビジョンを示し、将来をつかみ取れ
10・経営者は素直な気持ちで、即実行せよ
◆
ぱっと見、文字ばかりで見にくいですよね（笑）
ここではあえて僕の意見は入れません。
せっかくの内容をチンケな考えで濁したくないですからね！
さて、これらの十戒、1行一項目ごとにじっくり読むとわかりますが、
どれもかなり重要なこと、
裏を返せば成功者として当たり前のことが書かれています。
読むのが大変だと思う方のために、あえて一言でお伝えするなら、
「本質だけを誠実に全力で取り組みなさい」
こう言われているように感じます。
起業家であり経営者は、全てのトップであり代表です。
社内社外から見られているため、常に正しいことを行っている見本でいなければなりません。
結果を出すために間違ったことをやらない。
力を抜くことなんてもってのほか。
常に厳しい状況の中に身を置き、先頭に立って進み続けなければいけないのです。
とうぜんそんな過酷な状況ですから、失敗は付き物。
いちいち気持ちを落としてなどいられないでしょう。
常に前向きな気持ちで、進み続けるしか道はないのです。
厳しいことばかりお伝えしていますが、逆にこの十戒が普通にできるとしたら。
もはや成功しか訪れないと思いませんか？
そういう人はすでに存在します。
しかし、そんな人たちでさえ、いや、そんな人たちだからこそ、
ご紹介した十戒のような厳しい教訓をいつも胸に刻み、
日々邁進しているはずです。
実際にできている人がいるんだから、僕たちだってできないわけがありません。
早速今から、意識して過ごしませんか？
■【今日の質問】
「十戒の中でできているものはありましたか？」
■【今日の名言】
「頭のいいと言われる人間に限って、
計画や勉強ばかり熱心で、結局何も実行しない」
（柳井正｜実業家）
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
【今日の「ヒント」】
世界的に有名になっているユニクロを創業した柳井さんは、
「起業家十戒」と「経営者十戒」という2つの戒めを自身に課している。
ここまで厳しい内容にしなくてもいい。
自身のこれからの成長のために、自分用にカスタマイズして、
オリジナルの十戒を作成してみるのもありだろう。
いずれにしても、自分を律してくれる十戒は、
間違いなく成長につながるはずだ。
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