幼稚園や保育園のころから、先生や親などから
「将来何になりたいですか?」
と聞かれ始め、その時はまっているものを答える傾向にありますよね。
多いのがヒーロー者ですが、自分の好きな食べ物だったり洋服だったり、
まともな答えをしている子供達などさまざま。
ごく稀に、かなり現実的でありどこでそんな単語知ったんだ?というような職業を答える、
将来が楽しみな子供もいます。
そんな幼少期から10年近く経ち、いわゆる思春期と言われる時代に入ると、
真剣に自分のことを見つめるようになります。
今まで十数年生きてきた中で、自分なりに性格というか
「私ってこんな人間なんだなー」
というのがおぼろげにわかってくるのです。
◆
僕は、中学生の頃本当に自分が嫌いでした。
何をやってもみんなから嫌がられる。
鏡を見ると癖毛でカッコ悪く、分厚い眼鏡がより一層カッコ悪さを強調。
写真を見返すと、服装もダサすぎ。
全てを悪い方に考えていたのですが、いわゆるかっこいい人と比較していたんですね。
その反面、良いところもたくさんありました。
成績はそこそこ良かったですし、特に得意の英語では連続100点を取り続けるなど、
かなり目立つ存在でした
マラソン大会でも一桁台に入賞したり、
部活では関東大会で準優勝したり。
親戚が海外にいたため、当時はまだ珍しかった海外のものを手に入れたり。
なんというか、良いこと悪いことが両極端だったんですね。
そんな人生を過ごして、ある時天から湧いてくるようにこう思ったのです。
「俺の人生はジェットコースターのようになるな」と。
そして、いつしかかぶき者のような人に憧れるようになり、
前田慶次やサリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』など、
少し社会から外れているものの、
自分の信念を貫き活躍する人や物語が大好きになりました。
◆
それから30年以上経ち、
本当にその通りの人生になっていると実感しています。
それは、多くの人が体験していないようなことを、
何度も何度もやっているから。
いくつか挙げてみると、
・米国留学先でゲイとジャンケンする
・エジプトピラミッドの頂上でピラミッドをつくる
・全国で日本一になる
・双子を授かる
・20代で親友を複数人失う(死別)
・100人ほどの友人、全親戚の信頼を失う
・その後友好関係を復活させる
・幼稚園時、主役が決まっていた劇開催の数日前に入院
・初告白で相手に泣かれる(もちろん振られた)
個人的なことなのでくだらないこともあり、
また個人情報も絡むため話せないこともあります。
いずれにしても、どれもあまり聞いたことがない内容ばかりではないでしょうか。
これらはどれも、おそらく皆さまにとってはどうでもいいことかもしれません(笑)
って、当たり前ですよね。
僕の人生に興味を持つ人なんてほとんどいないですから。
でも、これらの経験は、僕にとってとても貴重なものばかりなんです。
それは、思春期の頃イメージした「ジェットコースターのような人生」そのものだから。
良い時と悪い時の差が大きく、それぞれの経験があまりにも極端。
普通の人なら疲れてしまうことが、むしろ悦びになっている。
これって、多分昔イメージしたことが強烈に潜在意識に留まり、
心から常に求めていたからなのかなーと考えています。
それだけまだピュアな子供の頃のイメージは、
自身の中に影響を与えているんですね!
皆さまも一度幼少期の体験を見直してみてください。
そして、そこでイメージしたことを、整理してみてはいかがでしょうか?
■【今日の質問】
「どんな大人になりたかったですか?」
■【今日の名言】
「子供っていうのは、可能性の生き物なんですよ。
たくさんの選択肢を、毎日持ってるんです。
大人も実はそうなんですけどね。」
(宮崎 駿|映画監督)
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【今日の「ヒント」】
幼少期に思い描いたことは、
実は潜在意識の中に刻まれている。
あの頃楽しかったことは、どんなことだろうか。
多少時間をとってでも、昔の記憶をたどり、
子供の頃の夢や希望を思い出してみるといい。
きっと今の自分にとってプラスになる、
貴重なヒントが見つかるはずだ。
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