先日の朝、自転車に乗っていつも通り神社に向かっていく途中での出来事。とっても小さいことなんですが、その話から聞いてください。
前の日は終日雨だったのですが、朝は透き通るような青空が見える、気持ちの良い晴れの天気でした。そんな中とても気持ち良く、快適に走っていました。
100mほど先の信号が赤だったのでスピードを緩めると同時に、前を中高年ランナーが走っていたので右に避けようとしたところ、いきなり右にずれてきたのです!
危ないなーと思いながら、すぐ前の信号が赤だったのもあり、そのランナーの後をゆっくりついていきました。
すると、近づいた時に「チッ」という舌打ちが聞こえ、ちらっと僕の方を見たのでした。
イヤホンをしてサングラスをしていたので表情はわかりませんでしたが、なぜか僕は迷惑をかけてしまったようです。。
きっと、その人は後方に近づいている自転車に気付いて、どいてくれたのかもしれません。
しかし、思い通りにならなかったからって、舌打ちはいい気持ちにならないですよね。
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人生、思い通りにならないことなんかざらです。むしろ、うまくいったことなんてあんまり記憶にありません。
仕事でも遊びでも、常に何かしら問題というか、不慮の事故というか、悩ましい出来事が起こります。
大切なことは、そこできちんと対応してその出来事を乗り越えているかどうか。
面倒くさいとか、わかんないからと逃げてばかりだと、どうやっても人生はいい方向に進めません。
何より成長ができなくなるので、いつの間にか周囲の人と差が開いてしまうんですね。
「苦労は買ってでもやれ。」
有名な言葉ですが、まさにその通りで、苦労をした分だけ人として大きくなれますし、たくさんの幸せを感じることができるようになります。
少し話がそれるかもしれませんが、ひと昔前に「キレる」という言葉が流行りました。我慢することができず、すぐかっとなって人様に迷惑な行為をしてしまう。
場合によっては怪我を負わしてしまうような、とんでもない行動に出る人が増えてきたと言われた時代があったんですね。
そういうキレやすい人というのは、基本的に苦労を逃げ続けてきたんじゃないかなーと思っています。
面倒くさいからやらない。嫌いだからいらない。苦労はしたくない。
自分が心地よいと思うことだけをやり続けてきた結果、徐々に社会から取り残されていったのでしょう。人の気持ちがわからなくなっていき、そんな自分を正当化するため、攻撃的になってしまったのかもしれません。
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少し極端な例ではありますが、人間として生きているんですから、同じ仲間である人の気持ちくらい理解できないと、損している気がします。
どうか負の気持ちになることこそ積極的に行っていき、イレギュラーな出来事を楽しめるくらいの余裕を持って欲しいですね。
その結果、確実に幸せだと思える人生になりますよ!
■【今日の質問】
「想定外の出来事に心が負けていませんか?」
■【今日の名言】
「確実に起きる想定外に対処する上で、地球の歴史は参考になります。46億年の歴史そのものが想定外の連続だからです。過去は未来を見通すための鍵。」(鎌田 浩穀|地球科学者)
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【今日の「ヒント」】
イレギュラーは、実は人生では当たり前のこと。
深く考えず軽く受け流すなり、場合によってはきちんと対応することで、人は大きく成長できるのだ。
思い通りにならないことを楽しめる。そんなどっしりした心を持てるようになりたいものだ。
心を動かせば成長が加速するって知ってる?
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